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とうかカード事例解説

2009年07月31日
事例1の解説

6枚のカードを見比べてそれぞれペアとして成立することに気がつかれましたか。
考え方の事例をご提供します。

①「クジャクの羽根」と「扇」のペアカード

クジャクの羽根も扇も広げたり、たたんだりすることができます。
両者に共通していることを抽象化すれば
「長尺片の一端を支点にして、平面展開する(広げたり、たたんだりする)」と表現できます。

②「カブトムシの角」と調理用「フライ返し」のペアカード
両者に共通な内容の抽象化表現では
「てこの原理を利用して、ものを簡単にひっくり返す」といえます。

③「スズムシ」と「バイオリン」のペアカード

スズムシは羽根と羽根をこすり合わせて、バイオリンは弦と弓毛をこすり合わせて音を出し、
またスズムシはカラダを、バイオリンはボディーを共鳴させて音を大きくしています。
両者に共通した抽象化表現では「2点の摩擦によって発生した音を、筐体を用いて共鳴させる」といえます。

 

このように外観が全く異なるものの中にも、ある観点(視点)から見ると、両者に共通する機能や働きに気がつくということが発想の出発点です。


等価変換理論ではこのことを「等価性の発見」と呼んで観点を変えて考えることを重要視しています。 

(2009.8.1) 

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2009年08月31日
事例2の解説

事例1と同様、6枚のカードを見比べてそれぞれペアとして成立することに気がつかれましたか。
考え方の事例をご提供します。

①「アゲハ(のロ)」と「ストロー」のペアカード
アゲハは口である細い管をのばして花から蜜を吸っています。
また人はストローでジュースなどを飲みます。
両者に共通した抽象化表現では「細い管で液体を吸いこむ」と言うことができます。

②「ヤドカリ」と「キャンピングカー」のペアカード
ヤドカリは貝殻を家のように住み着き移動するときも担いで移動します。
キャンピングカーは車に家の機能を待たせたものです。
両者に共通した抽象化表現では「家と一緒に移動する」と言うことができます。

③「タコ」と「カメレオン」のペアカード
タコとカメレオンはそれぞれ海の中や森の中にすんでいますが、身を守るため周囲に溶け込み見えにくくなるようカラダの色が変わります。
両者に共通した抽象化表現では「環境にあわせて体色を変える」と言うことができます。
(2009.9.1) 

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2009年10月01日
事例3の解説

事例1,2と同様、6枚のカードを見比べてそれぞれペアとして成立することに気がつかれましたか。
考え方の事例をご提供します。

①「草笛」と「オーボエ」のペアカード
  草笛は草の葉や木の葉を唇に当て、唇から吹き出す息で振動させて音を出しています。
また、オーボエは口にくわえたリードのすき間に息を吹き込んでリードを振動させ音を出しています。
両者に共通した抽象化表現では「息を吹き込んで薄片を振動させて音を出す」ということができます。

②「フラミンゴ」と「パワーショベル」のペアカード
フラミンゴは地面と水平になるくちばしで餌を掬いとっています。
また、パワーショベルはバケット部を地面に水平に移動させてものをすくい取っています。。
両者に共通した抽象化表現では「首部を動かして最適角度でものをすくい取る」ということができます。

③「蚊」と「注射器」のペアカード
 蚊は人間に動物の皮膚に細い管を刺し血を吸っている。また、注射器は皮膚に細い注射針を刺し薬液を体内に入れたり、採血したりするのに使われる。
両者に共通した抽象化表現では「皮膚に細い管を刺して、管を通して液体を移動させる」ということができます。

 

このように外観が全く異なるものの中にも、ある観点(視点)から見ると、両者に共通する機能や働きがあるものがたくさんあります。事例1の解説でこのような共通したものを見つけることを等価変換理論では「等価性の発見」と呼んでいると書きました。
皆様も身の回りを見渡して、ある観点から見ると共通した抽象化表現のできる事例がないか探して見て下さい。
皆様の等価関係を見つけた事例を解説つきでメールお送りください。
このコーナーでご披露させていただきます。

(2009,10.1)

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