事例2の解説

事例1と同様、6枚のカードを見比べてそれぞれペアとして成立することに気がつかれましたか。
考え方の事例をご提供します。

①「アゲハ(のロ)」と「ストロー」のペアカード
アゲハは口である細い管をのばして花から蜜を吸っています。
また人はストローでジュースなどを飲みます。
両者に共通した抽象化表現では「細い管で液体を吸いこむ」と言うことができます。

②「ヤドカリ」と「キャンピングカー」のペアカード
ヤドカリは貝殻を家のように住み着き移動するときも担いで移動します。
キャンピングカーは車に家の機能を待たせたものです。
両者に共通した抽象化表現では「家と一緒に移動する」と言うことができます。

③「タコ」と「カメレオン」のペアカード
タコとカメレオンはそれぞれ海の中や森の中にすんでいますが、身を守るため周囲に溶け込み見えにくくなるようカラダの色が変わります。
両者に共通した抽象化表現では「環境にあわせて体色を変える」と言うことができます。
(2009.9.1)

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