Aο-原系(出発系)の中の具体的事象の一つ(クリアすべき課題、または他のモデル)
Bτ-変換系(到達系)に出現した事象(発明、開発の完成)
vi-観点(ものを見るときの角度や立場、考え方の方向性:開発目的に合った観点を1つ選ぶ)
ε-ひとつの観点のもとで、Aοから抽出した抽象的な要素(物事の核心、願望の中心)
c-抽象的要素に具体性を与える限定条件
cε-具体化された開発の核心をなす概念(アイデア)
Σa-原系の特殊な条件群(モデルの中の不要な要素、開発時には廃棄の対象)
Σb-変換系の特殊な条件群(開発時に新たに必要となる要素、導入の対象)
以上は、発明・技術開発向けの説明ですが、もともと汎用性のある方程式で、時間・空間を超えて歴史上の事象、自然界、社会に存在するすべての事象に適用することができます。
進化の創造的過程としてみた場合の昆虫の完全変態の3段階
Aο:幼虫
Σa:幼虫特有の組織
cε:幼虫~蝶を貫く生命維持器官
Σb:成虫に必要な組織
Bτ: アゲハ蝶